株式会社 あえる FD宣言
(お客様本位の業務運営に関する方針の策定・公表等)
当社は企業理念に、「お客様のために」「地域のために」「私たちは」の3つを掲げて、お客様への最適な保険提案と高品質なサービスの提供を追求して参りました。
今般、お客様から一層信頼され選ばれる企業となるため、「お客様本位の業務運営に関する方針」を新たに策定し、ここに公表いたします。
私たちはこの方針を十分理解した上で、常にお客様に寄り添った企業であり続けるよう全社員で取組み、その状況を定期的に公表し、改善・見直しを図ってまいります。
この方針は、同時に当社の企業ビジョンである『地域のみなさまに誠実な企業として高い評価を受け、世代を超えてお客様に愛される会社』を目指すことと同義であると考え、一貫して取組みを推進いたします。
企業理念
- ■お客様のために
常にお客様第一を心がけ、保険のプロとして「安心としあわせ」をお届けいたします。 - ■地域のために
地域活動には積極的に参画し、地域に根差した事業活動をいたします。 - ■私たちは
会社の成長と社員の幸福を願い、いつも明るく笑顔の絶えない社風を大切にします。
【方針1】お客様の最善の利益の追求
当社は身近な相談窓口として、お客様に寄り添い、ニーズやご意向に沿った最適な商品を提案することにより、お客様の最善の利益を図ることを目指します。
そのうえで最も大切なことは、提供する担当者の「誠実さ」と「コンサルティング技術」にあると考え、社員教育には特に力を入れております。保険のプロとして適正な意向把握と潜在リスクを認識していただくための情報提供を行い、常に最適な保険提案ができるよう、新たな知識を習得し、また伝え続けながら、質の高いサービス提供のため更なる技術向上に向けて研鑽いたします。また、これらが企業文化として社内に定着するよう努めてまいります。
<具体的取組>
- ◆社員教育の一環として、保険の資格はもとより、暮らしに役立つような金融に関連した資格取得を進めてまいります。
- ◆お客様の金融リテラシー向上のため、「資産形成・資産運用」「公的保険制度」の基本的な知識を題材としたセミナーを実施いたします。
- ◆企業・団体向け安全教育支援サービスとして、当社講師によるリスクマネジメントセミナーを開催いたします。
【方針2】利益相反の適切な管理
当社は、当社が定めた募集プロセスの基本を徹底し、お客様のご意向やニーズを正しく把握し、最適な商品をおすすめすることを徹底いたします。
特定の取扱会社の営業方針に影響を受けることなく、また代理店手数料の多寡によって保険の商品を選別することは致しません。あくまでもお客様の利益を第一に考えたご提案を行うことで、お客様との「利益相反」を防ぎ、不適切な取引が行われないよう教育・指導・管理を徹底いたします。
また、複雑またはリスクの高い保険商品(変額保険・外貨建て生命保険など)の販売・推奨を行う場合は、お客様にとってふさわしい商品になっているかを検証し、その履歴を管理いたします。
<具体的取組>
- ◆ご提案する具体的な商品は、利益相反とならないように、予め当社の推奨商品を選定しております。また、ご意向に合わせた推奨商品が選定できるように適宜「独自の選定システム」や「ヒアリングシート」を活用し、募集の適切性を図りながら、合わせて経過の管理記録をしております。特に乗換契約については、事前承認を必須としております。
- ◆ご契約後、1年以内で解約・失効となった場合には、その原因やそのご判断に至った背景などを全件チェックし、適切な提案、対応が行われていたか検証を行います。
【方針3】重要な情報のわかりやすい提供
当社はお客様に寄り添う代理店として、最適な商品を選択していただくため、必要な情報を分かりやすく提供し、金融商品・サービスの提供・推奨を行います。
<具体的取組>
- ◆重要な情報である「推奨販売の際の選定理由」や「商品内容」等について、パンフレット・チラシ・重要事項説明書に加え、お客様の取引経験と金融知識、商品の複雑さに応じて、公的資料や動画なども用いてより分かりやすく説明を行います。
- ◆特に高齢者については、「当社独自の基準」により丁寧な説明を行います。
- ◆お客様ごとに「安心マップ」や「リスクマップ」を作成し、総合的なリスク診断を提示いたします。そのリスク診断に基づいて、商品内容・保障範囲の確認を行い、必要なリスクについて説明を行います。
- ◆社会保障制度(公的医療制度・公的年金制度等の動向)の関連情報を提供など、消費者教育の機会を設けることで保険に対する理解と関心を高める努力や新商品の提案を行います。
【方針4】お客様にふさわしいサービスの提供
当社は、お客様を取り巻くリスクの把握と分析を行い、必要な情報提供を行った上で、お客様のご意向や状況に沿った適切な商品やサービスを提供してまいります。
保険の契約後もお客様との接点を大事にし、ライフサイクルの変化を伺いながら常に最適な保険となるような提案等、定期的なアフターフォローを実施いたします。
<具体的取組>
- ◆ヒアリングシートやアンケートを活用し、お客様のご意向をより確実な把握に努めます。
- ◆契約直後や独自に設定した一定の時期にポリシーレビューを行い、契約時の目的や保障内容について再確認を行います。
- ◆乗換契約については、全件管理者による事前承認を必須とし、不利益な情報も含めお客様の意向確認が確実になされているかをチェックいたします。
- ◆当社の募集方針に基づいた独自の推奨システムを利用することで恣意性と利益相反を排除した、真にお客様のご意向に合致した推奨販売をいたします。
【方針5】従業員に対する適切な動機付けの枠組み等
当社は固定給による報酬体系を基本としており、期初に策定する教育プログラム・研修計画を基に、従業員の計画的な資格取得、セミナー受講、研修実施によるスキルアップを図る体制を整え、お客様により高いレベルの提案活動とアドバイスができるよう教育を徹底しております。
<具体的取組>
- ◆適正な人事評価を行うためのチャレンジシートやジョブカードの活用を実施しております。
- ◆従業員の資格取得を推進するための補助金制度を導入しております。
- ◆当社独自の業務力評価制度を導入し、営業・事務双方の業務力を兼ね備えた人材を育成いたします。
- ◆全体的な従業員のレベルアップを図るため、「つばき委員会」(事務業務研修)やマーケット委員会(営業推進研修)、生保研修を毎月定例実施しております。
お客様本位の業務運営に関する取組 2023年度の取組結果(PDF)
<KPI> 2024年度
- 資格取得者数
FP資格者 現状12名→14名 (うちFP2級取得者4名→6名)
損害保険トータルプランナー資格者 現状12名→14名 - 年間セミナー実施回数
個人向け 15回(マネーセミナー等) - 「リスクマップ」(ご契約者のリスクに対する備えをわかり易く一覧にした帳票)の作成状況の公表 (年間 240件以上)
- 生命保険に関する意向確認モニタリング実施状況の公表 (年間24件以上)
- 募集人必須参加のコンプライアンス研修実施(年間12回)
金融庁 「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表(PDF)
あえる「5つの方針」 | 金 融 庁 「原 則」 |
方針〈1) お客様の最善の利益の追求 | 【原則2】 顧客の最善の利益の追求 |
方針〈2) 利益相反の適切な管理 | 【原則3】 利益相反の適切な管理 |
方針〈3) 重要な情報の分かりやすい提供 | 【原則5】 重要な情報の分かりやすい提供 |
方針〈4) お客様にふさわしいサービスの提供 | 【原則6】 顧客にふさわしいサービスの提供 |
方針〈5〉 従業員に対する適切な動機付けの枠組み等 | 【原則7】 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等 |
-不採択理由-【原則4】
理由:金融庁「原則4」 【手数料等の明確化】の弊社対応について弊社は、経営方針として、お客様のご意向に合わせた推奨商品を予め選定しております。(方針2)に記載の通り、保険会社から支払われる手数料の多寡によって販売商品が影響されることはなく、高い手数料商品を優先的に販売することはございません。
弊社は、これらを勘案のうえ、金融庁「原則4」【手数料等の明確化】については不採択といたします。
-不採択理由-【原則6】(注3)
金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」(顧客にふさわしいサービスの提供)の弊社対応について
理由:弊社の取扱商品・サービス等に該当するものはありません。